（ブルームバーグ）： 南米エクアドルで11日、大統領選の決選投票が行われ、元銀行頭取のギジェルモ?ラソ氏がアンドレス?アラウス元知識?人的能力調整相を破り、当選を果たした。左派政権への回帰は阻止され、エクアドル債の保有者を安堵（あんど）させた。

　　開票率97％時点でラソ氏（65）の得票率は52.5％、左派のコレア前大統領の後継者であるアラウス氏（36）セリーヌ tシャツ ロゴ ）は47.5％となっている。１回目投票で２位に約13ポイントの差を付けたアラウス氏だったが、この日敗北を認めた。

　　ラソ氏は国際通貨基金（ＩＭＦ）との65億ドル（約7120億円）の融資契約を順守すると表明しており、12日に取引が再開する金融市場で同氏の勝利は投資家に歓迎される見込みだ。

　　アラウス氏は貧困家庭向けの支払いに中央銀行の準備金を充てモンクレール tシャツ 黒 とを公約に掲げ、政権を取ればアルゼンチンやメキシコ、ベネズエラ、キューバなど中南米の他の左派政権との関係を強化すると予想されていた。２月実施の１回目投票では32.7％の票を獲得して首位となった。ラソ氏の１回目投票の得票率は19％だった。

エクアドルのドル建て債急落?大統領選でＩＭＦ重視派ラソ氏が劣勢

?2021 Bloomberg L.P.